持ち球を変えるという事
2017.05.18
こんにちは!
水戸練習場の清水です!
先日、スクール生のOさんとこんな話をしてました。
僕
「Oさん、最近、良いスイング、今までと同じスイング、両極端になってきましたね。
何か気になってることあります?」
Oさん
「実はさぁ、プロは、ボールが左に曲がって良いって言うけど、コースでもそうなんだけど、
思い切って課題のスイングが出来ないんだよね~」
僕
「確かに今まで右に曲がるフェード系の持ち球でしたからね。」
Oさん
「そうなんだよ!どうしても怖くて左を向いて、コースでも今までのスイングをしちゃうんだよね。」
僕
「そうですよね!やっぱりだから、そういう練習をしてないから、怖くなっちゃいますよね。」
こちらのOさん、最近、ドローを打とうという課題のもと、スイングの改造に励んでくれてます!!
少しずつ進んできて、今では良いスイングをしてくれた時には、見違えるような球筋、飛距離が!!
ただ、時折、
スイッチが入ったように、左に曲がるのを嫌がったスイングをし始める時がありました。
それが何故か知りたくて、尋ねた冒頭の話です。
この場合、もう良いスイングを出来ている時があるので、
Oさんには、こうやれば良いという正解が見えているはず。
でも、やろうとしても上手く出来ないのは、
“このスイングがまだなんとなく不安”という考え・心理に継続して出来ない原因があります!
何故、不安があるのかと言うと、言ってみれば、今までと正反対の球筋だからですね。
今までは、
「このホールは左のラフを狙って、こう右に曲がって、フェアウェイに。」
と、考えていたのが、
今度からは、
「右のラフを狙って、左に曲がって、フェアウェイに。」
と、考えなければいけないんですね。
そうなると絶対、
「でも、今までと同じスイングをしてしまって、右のラフから右に曲がってしまったら。。。」
という考えが、頭をよぎりますよね!?
そんな不安に駆られたら、やっぱりいつも通り、左のラフから右に曲がる、
いつもの攻め方、いつものスイングに戻してしまいますよね?
こういった事態になった時の、次の課題。
今度は、ドローなので、目標の右を向いて構える。
右から目標を狙うという事に、練習から慣れる。
今度は、ドローのスイングをしないと上手く目標に行かない。
そうやって慣れていけば、
コースに行っても、目標の右を向く事に、恐怖を感じることが少なくなっていきます。
こうやって、持ち球を変える時は、じっくり・ゆっくり話を進めて行きたいモノです。
持ち球を変えるということは、
まず、スイングを変える。
次に、目標に対する向きを変える。
我々は、このように2段階に分けて考えていますので、是非、参考にしてみてください!