歯医者
2016.11.15
こんにちは!
監督の横山です。
実は・・・
私、久々の歯医者通いをしています。
あれはイヤですねぇ?
あの『キュイ~ン』と、歯を削る音!!
あればかりは・・・
私が歯医者が嫌いになった一件が・・・
何年か前ですが、虫歯を抜くことになりました。
これがマスクをしているので定かではないのですが、目だけを見る限りかなりの美人の先生。
イヤな抜歯の時でも、美人の先生だとちょいと得した気分!?
美人先生
「横山さん、お酒飲みますぅ?♡」
私
「え?今ですか?」
美人先生
「なんで私が横山さんとお酒を飲むんですか?普段、よく飲みますかって聞いているんですよ♡」
私
「あ、まぁ、普通か普通以上には飲みます。」
美人先生
「あ、そう・・・。体が大きくてお酒を飲む方、麻酔が効きにくい事があるんですよねぇ・・・」
私
「えっ?麻酔が効かないって・・・?」
美人先生
「とりあえず一本打ってみましょうか?♡」
チクッと麻酔の注射。
そして何かの棒で奥歯をカンカン!と。
美人先生
「これ、感じますぅ?♡」
私
「えっ?えぇ、普段と何ら変わらなく感じますが?」
美人先生
「やっぱり・・・。じゃ、もう一本打ちますね?」
チクッともう一本注射。
そしてもう一度カンカン!と。
美人先生
「これでどうですか?」
私
「えぇ、先ほどよりは鈍いですが、普通に・・・」
美人先生
「仕方ないですね。これ以上麻酔は打てないし。このまま行きましょう!」
私
「え、えぇーーーーー!?」
何人かががりで私の口を開き、やっとこのバケモノみたいな工具(!?)で奥歯をワシ掴み!!
私
「ホ、ホエ、ヒハフハインヘフカ(こ、これ、痛くないんですか)?」
美人先生
「痛かったら右手を上げて下さいね!ホラ、エイっ!!!」
私
「ひ、ヒハヒ(い、痛い)!!!鬼ーーーー!!!」
鬼先生
「痛くないですかぁ?」
私
「い、痛いで・・・
鬼先生
「危ないですよぉ。喋らないでくださいねぇ。」
痛くないかって聞いといて喋るなって・・・悪魔か、アンタは!!!
悪魔先生
「あぁ、コレ、結構・・・」
私
「○△×☆%$ーーーーーー(結構なんだってんだよーーーー)!!」
ここで初めて知りました。
歯って、抜くんじゃないんですね?歯ぐきから剥がすんですね?
そんな感触が、ほぼダイレクトに(!?)伝わってきます!
悪魔先生
「フンッ!えいっ!あれぇ?」
私
「#&¥△*?@ーーー(悪かった!俺が悪かった!)」
悪魔先生
「この隣の歯が邪魔だなぁ?」
私
「Q$~¥*+?%(やめろ!隣の歯まで抜くな!本物の悪魔か!)!」
悪魔
「もうちょいかなぁ?」
私
「×△%#♡?@&□!(子供の頃のさい銭泥棒も白状する!校長先生の家の前で立ちションしたのもオレだ!だからもうやめてくれ!)」
痛みと恐怖が限界に達した頃・・・
大きな川の向こうに、去年亡くなった祖母の姿が・・・
祖母
「ケンジ。こういう時こそ冷静にね。痛かったらどうしろって言われた?それを思い出してごらん。」
そうだ!ありがとう、婆ちゃん!痛かったら右手を上げると言われたんだった!
早速右手を上げ・・・
ん?
右手を上げて・・・・
・・・・・・・・・・
口を押えている看護婦さんの体で、右手がガッチリとホールドされていて上げられないじゃんか!
私
「%=$●☆&△(汚ねぇぞ、テメエ!どけ!右手を上げさせろ!バカ!アホ!オマエの母ちゃんデベソーーーーー!!!)」
お母様がデベソの看護婦さん
「横山さん、頑張って下さいねぇ。もうちょっとですよ。」
限界をとうに超え、さっきアドバイスをくれた亡くなった婆ちゃん、そろそろ私をお迎えに来ようとしたころ・・・
悪魔
「はい、横山さん、終わりましたよぉ?」
私
「え、え~ん、え~ん!!!!!!」
もう、何の気力も残っていませんでした・・・
涙・涙・涙・・・
逃げるように診察室から出て来て、待合室で待つこと5分。
受付の女性
「横山さん、次回、一週間後くらいにもう一度お越しくださいね?いつにします?」
その横で、さっきの悪魔・・・いや、美人先生が・・・
初めてマスクを外したところを・・・・・
それほど美人でもないジャン!!!
もう・・・
なんて日だ!
それ以来、歯医者が嫌いなんです・・・