基本が大事
2013.07.23
皆さんこんにちは!麻奥です。
今日レッスンでこんな質問がありました。
スクール生Tさん
「先生さぁ、構えがどうであれスイングがどうであれボールに当たるときに軌道とフェースがまっすぐなら真っ直ぐ飛ぶんでしょ?だからまっすぐ当てるコツを教えてよ!」
おっしゃってることは間違いではありません。
ただ、賛成できるかというと・・・やはり「YES」とは言い難いですね。
確かに「構えがどうであれスイングがどうであれ・・・」というスイングでも、すべてミスショットになるとは申しません。うまくつじつまが合ってナイスショットも出ると思います。
個性的なスイングの方でも、それなりにいいボールを打つ方はいらっしゃいますから。
個性的なスウィングでも、つじつまが合えばきちんといいボールが打てますが、そのためには一つの癖をまた別の動きでカバーして・・・と、特殊な動きをたくさんしないといけなくなります。
そんな癖のあるスイングでも、練習量で補うという考えもあるかもしれませんが、練習をさぼると粗が出てくるようになる。
そのため練習を繰り返し繰り返しやらないとそのスイングを維持できなくなります。
また、いくらたくさん練習したとしてもどうでしょう?やはり一つの癖を別の癖で塗りつぶす・・・というスイングは再現性が低くなり、確率という意味ではグッと低くなるのではないでしょうか?
個性的になるなとは言いません。少しでも基本に忠実なスイングを身につけた方が、また少しでも基本からのズレが小さい方が、再現性が高く好不調の波の少ないスイングと言えるのではないでしょうか?
癖のあるスイングかどうかの判断はご自分では分かりづらいと思います。
そんな時こそプロにご相談を!