ラウンド前の練習
2016.07.20
皆さんこんにちは!水戸練習場の清水です!
しばらくご無沙汰してしまい、申し訳ありません<m(__)m>
今回は、ラウンド前の練習についてお話します。
ラウンド前の練習って良い球打ちたいですよね?
綺麗に真っ直ぐ飛んで、
「ヨシっ!これで明日は大丈夫!」
というのが理想のラウンド前の練習。。。という方がヒジョ~に多いと思います。
しかぁ~し!!!
よく考えてみると、ラウンド前の練習でそんな調子が良かった事って何回ありますか?
そして、たまにある前日の練習で「調子はバッチリ!」という時に限って、ラウンド当日、「あれ!昨日は良かったのにこんなはずじゃ。。。」という経験をされた方が多いのではないでしょうか?
そうなんです!たとえ前日の練習で良かったとしても、当日は何が起こるか分からないのがゴルフ。
‘明日は明日の風が吹く・・・
‘こういう考えが正しいのではないでしょうか!
今の話とは対照に、「前日の練習ボロボロでどうしようかと思ってたら、ベストスコアが出た!」という話も聞きますよね(^^)/
つまり、ラウンド前の練習の調子って当てにならないんです!!
なので、練習で「真っ直ぐ打ちたい!」という考えを持つと、いつも皆さんに一番に考えて貰っている課題の話が頭の中からポイッと捨てられて、「真っ直ぐ行かせる実験」が始まってしまいます(´・ω・`)
この成功するか失敗するか分からない実験は、僕達からすると非常に怖いもの。
これ、その時々で何が出るか?
そう!何が起きても不思議はないですね。
もしかしたら、実験が成功して、真っ直ぐ綺麗な球が出るようになるかもしれません!
逆に、ダフり、トップ、スライス、フック、シャンク・・・
場合によっちゃ、スライスしかけたボールが突然フックしだして・・・
ボールが空中でパカッと割れてハトが出る!!
ま、なんてことはありませんが・・・(笑)
とにかく!
「今すぐ真っ直ぐ打とう」とするのは、僕たちが考えている「3か月後や半年後の皆さんのスイング」に支障が出ます!!
そんな話を水戸スクール生の方々にしていたら、最近は「明日コースなんだけど、当たらないからどうにかして!!」という方は居なくなりました(^^♪
冷たい話に聞こえますが、将来の良いスイングを考えるとそうするしかないんです(‘_’)
そこで普段の課題と話を変えてしまうと、元に戻すのに1~3か月掛かってしまいます。
逆に遠回りになりますよね?
こういった話があるので、今後はラウンド前の練習というのは良い球を打とうとするのは辞めて、力みを抜く、スクールの課題を引き続き意識した練習や、
球が曲がっても逆にその曲がりを利用して目標を捉える練習をしてみましょう!!
そういう練習が、我々が考えるラウンド前の練習です。
それがホントに調子が悪い時でも悪いなりにスコアを崩さずラウンド出来る、
“コース力”
になってきますよ!
この話、信じるか信じないかはアナタ次第!!