とりあえずの精神 解説
2015.08.23
え~・・・・
毛塚プロからムチャ振りをされて、強制的にこんなテーマでブログを書くことになった・・・
「プロスタッフみんなの使いっパ」
総監督の横山です!?(苦笑)
さて「とりあえずの精神」について・・・
私が常々毛塚プロに言っている言葉です。
来年夏、大一番を迎える毛塚プロには大切な事ですが、皆様にも参考になるかもしれません。
ちょっと今日はそんな内容で書いてみます。
では皆様、ティショットの際にはどのようなイメージをお持ちですか?
ナイスショットのイメージ?
それともグッドスイングのイメージ?
イメージどころではなく、スクールで注意されているチェックポイント?
それも大切かもしれません。
良いイメージを持つことによって、体がうまく動く・・・
確かにある話です。
私も若い頃は良いイメージを持っていました。
1番ホール。
スーパーショットでフェアウェイど真ん中。
セカンドは鮮やかな弧を描いてピン手前1mにナイスオン。
楽々バーディ。
2番ホールも3番ホールも・・・
そしてみんなに祝福されての優勝スピーチ。
祝勝会での旨い酒。
そして家に帰れば最愛の妻からの祝福・・・
1番ホールのティショットの時です・・・
もう、ほとんど妄想の世界ですね(苦笑)
これもまあ良いのでしょうが・・・
今、毛塚プロに言い続けているのは「とりあえず・・・」の心。
PARを獲る為に、何が必要か?
10球に1球の確率のスーパーショット?
その10球に1球が、今、ここで出る強運!?
PARのためには必要ありませんね。
そりゃ、4日間で20アンダーなんて爆発的なスコアを出さなければいけないトーナメントプロは、1番からスーパーショットが必要なのかもしれません。
ただ、確実にPARを重ねていくためには・・・
必要なのは確実にソコソコのショットを打つこと!!
14回のドライバーショットの内、たとえ10回スーパーショットが出ても、残りの4回がOBでは勝負になりません。
それより14回中一回もナイスショットをしなかったとしても、
14回全てで気持ちよくグリーンを狙えたら?
これは良いスコアが期待できるのでは?
もちろんナイスショットの快感は、これは最高級サーロインステーキの一口目に匹敵する喜びがあります。
ただ、これを毎ショット祈るのは、きっと図々しい。
「ソコソコでいいや!」
そんな謙虚な心へのゴルフの神様からのプレゼントなんです。
ティショットはソコソコでいい。
「とりあえず最悪だけは避けよう。」
「とりあえずセカンドが打てるところに飛んできゃいいや。」
そしてセカンドショットも
「とりあえず右のバンカーだけは避けて、左に外れてもいいや。」
「とりあえず手前の池だけは最悪だから・・・」
アプローチも
「寄ったら嬉しいけれど、とりあえず確実にオンしとこ。」
そう。
とりあえず、とりあえず・・・
もちろんナイスショットを諦めろと言うのではなく・・・
おそらく他のスポーツでも良く使う言葉なんじゃないでしょうか?
「出来ることを確実に!!」
そのために、「とりあえず・・・」
「一日一発でいいから、スーパーショットが出ることが快感なんだ!!」
と言い張る方・・・
そうですか?
「それほど調子は良くなかったけれど、耐えに耐えてベストスコア更新!!」
よりも?
毛塚プロと一緒に、「とりあえず・・・」の精神でのゴルフをしてみませんか?
それでは、私はこれで!!
馴染の飲み屋で「とりあえずビール!!」
・・・・・・・
あぁ、「とりあえずビール!!」オチだけは避けようと思ったのに・・・
私もまだまだです。