ボール位置 Ⅳ ~皆様のアイアンの飛距離は!?~
2013.06.27
こんにちは。横山です。
実は昨日・・・
この冒頭の書き出し、必死で考えてオモシロイ事を書いても誰も触ってくれないので今回は何も書きません(笑)
前回などは、ここに一番時間をかけて考えたのに、鮮やかにスルーされてしまいましたので(泣)
さてボール位置のお話の続きなのですが・・・
ボール位置が右にズレている方が、正しく左足かかと内側に置いて打てるようになると・・・
「アイアンが飛ばなくなった」と嘆く方がいらっしゃいます。
これ、「そもそも論」ですが、ちょっと私、気になることがあるんです。
皆様AWで何ヤードを打ちますか?
男性ですと「100y!!」という方が多いのでは!?
女性だと「70y!!」かな?
これ、いかがなものでしょう?
では5番アイアンは?
私のAW、「必死で打って100y」です。
身長178cm、体重83kg・・・いや、85kg・・・本当は90kg弱の私が。
背筋力200kg以上、握力60kg、本気になったらステーキ800g以上食べる私がです。
そして5番アイアンはキャリー200yです。
皆様、AWで飛びすぎじゃないですか?
これ、「番手ズラし」していませんか?
ボールを右寄りに置くことで、インパクトの際にロフトが立って当たります。
つまりAWのロフトが50°だとして、5°立って当たれば45°、つまりPWや9番アイアンのロフト角でボールを捕らえる事になりますよね。
AWのロフトを立てて100y。
「飛距離が伸びた!」「プロ並みの飛距離が出せた!」とついつい喜んでしまいますが、これは決して正しい事ではないように思います。
そのロフトを立てたインパクト、感覚は必ず体に残ります。
ショートアイアンはロフトを立てて、ロングアイアンは別の打ち方・・・
これは無理ですね。
ひとつのスイングを身につけるの為に皆必死で練習しているのに、「ショートアイアン用のスイング」と「ロングアイアン用のスイング」の二つを覚えて使い分ける・・・
これは損だと思います。
結局ショートアイアンでにロフトを立てたインパクトが体に染みつき、AWは9Iくらいの飛距離になり、8Iな6I並みに飛び、そして5Iは3I並み
に打ち切れなくなる。
短い番手ほど良く飛び、長い番手ほど打てなくなっていく。
これが「俺、何で打っても飛距離があまり変わらないんだよなぁ」の正体ではないでしょうか?
確かに今は良いショートウッドもたくさんあります。
5Iが打てなくても9Wがあれば・・・との考えも良いでしょう。
ただ、5Iは5Iの弾道で打ち、9Wは9Wの球が出る。
その方がそれぞれの番手の良さを引き出せるのではないでしょうか?
AWはAWの弾道で。つまり高く上がって良く止まる。必要以上に飛ばない。
ロングアイアンは高く遠くへ・・・
これですべての番手でその番手なりの飛距離を出せれば、番手ごとの距離の打ち分けがができる。
長いクラブは飛距離を伸ばし、短い番手は柔らかく止まる球を打つ。
これが正しい上達ではないでしょうか?
当スクールはココを目指していますが、皆さんいかがでしょうか?