上達スピードは決意次第!?
2015.02.08
こんにちは!
自慢の愛車が車検から帰って来て1週間でぶっ壊れた横山です(泣)
さて、今回もスクールでのお話。
とある女性のスクール生。
年齢は20代・・・かな?
学生時代に競技スキーをやっていたそうで、下半身のパワーはハンパじゃありません!!
いや、下半身だけでなく、前身のパワーというかバネというか・・・
飛距離で言えば、多摩練習場の奥のネットへドライバーでキャリーで当てるのですから、これは大したもんです。
ところが・・・
必要以上にリキむので、チョロだったりドフックや大スライス、失敗もハンパじゃありません。
「そこまでリキむな」
「もうちょっと動きを静かに」
そんな内容のレッスンが続きます。
徐々に上手にはなるものの、コースではどこかのホールで大たたき。
そのほとんどがドライバーの大曲りです。
その彼女、じつは「トーナメントプロの彼氏」が出来たとか!?
おめでとうございます。お幸せにね!
それでもその彼氏、「オレは自分のプレーしか出来ないし、教えるのはそりゃティーチングプロの方が専門家なんだから、そのスクールは続けなよ。」と言って下さったとか。
はい、その言葉を裏切らないよう頑張ります。
可愛い彼女、お預かりしますね!
ところがその彼女、なかなかリキみが取れません。
そんなある日、突然軽~くスイングし始めました!?
「何があったの!?」
と聞くと
「彼氏に『お前、そんなに力んで恥ずかしくないの?』と言われたのよ・・・」
と・・・。
「私のスイングって恥ずかしいほど力んでたのね?」
と思い、本気で軽く打とうと思ったとか・・・。
これはキョーレツな一言ですねぇ。
ただね、これは大きなヒントです。
彼女にとって、「力みを無くしたい」と思っていながら、どこかで「でも飛ばしたいからソコソコには力を入れて振らないと・・・」という気持ち、ほんの少しあったのではないでしょうか?
もちろん、力みを無くそうという課題を疎かにしていたとは言いません。
ただ、心のどこかに「やり過ぎて飛距離が落ちたらイヤだな・・・」なんて気持ちが少しでも混ざると・・・
これは課題をクリアしようという練習にブレーキがかかります。
「ソコソコ軽く打ちたい・・・」
それはさっきまでもそう思っていたでしょう?
力もうと思って力む人なんていない。
程よく力を入れるつもりが力んでしまっているんです。
「よし、次こそ丁度よく!」
って、これじゃあ繰り返しです。
ここは思い切って・・・
「目一杯力を抜いてみよう!それで副作用があっても後で修正しよう!」
・・・という所まで覚悟が決まれば・・・ね?
「そうは言っても・・・」という皆さんのお悩み、非常によくわかります。
我々だって同じですから。
そこへ、この女性の彼氏のようなキョーレツな一言。
これは効きますよね?
ただ、この一言・・・
スクールで、さすがの私もコレは言えないわ・・・(苦笑)