ベタ足?
2015.02.03
こんにちは!
娘に好きな男の子がいて、それがパパじゃないと知った瞬間からものすごいブルーになっている横山です。
突然ですが・・・
皆様ヒールアップってご存知ですか?
バックスイングからトップオブスイングにかけて、左足かかとが上がる動きの事です。
以前、多くのプロはこのヒールアップをしていました。
ただ、最近はこのヒールアップを見てわかるほどに行う選手は本当に少なくなりました。
下半身を出来るだけ動かさず、上半身を大きく回す。
その回転差で生じるねじれが飛距離に繋がるという訳ですね。
ただ、どうでしょう?
全く左足かかとが上がらない選手ばかりでしょうか?
あるいはヒールアップをしない選手でも、まったく左足かかとは上がりそうな気配すらないでしょうか?
以前のプロではヒールアップをする選手が多くいました。
それが今は全く違う動きになったのでしょうか?
もちろん時代とともに、また道具の進化とともにスイング理論も変わります。
我々も常にそういった事は勉強しておりますが・・・
ただ、基本はそこまで大きくは変わりません。
今でもやはりトップオブスイングでは左足かかとが浮きかける選手が多いのではないですか?
見た目にはわかりませんが、紙一枚分かかとが浮く、もしくは上がらないまでも完全に体重はかかっていない状態になる・・・
つまり「目に見える・見えない」の差はあれど、小さくヒールアップの動きはあるのではないでしょうか?
だからこそ、今度は「ヒールダウン」という踏み込みの動作が出来る。
その為にはヒールアップする動きって、多少なりとも必要だと思います。
特に日頃からトレーニングをしていて柔軟で強い筋肉のプロはとちがい、年齢とともに体が硬くなり、日頃の運動量も少ないアマチュアの方にはこのヒールアップって意外とヒントになるケースが多いものです。
以前、麻奥プロのブログで「下半身リードと過度に意識するとロクな事が無い」なんて言葉がありました。
確かに「下半身リード」という言葉で意識すると、下半身が必要以上に動き過ぎ、軸の傾きやスウェイに繋がり、スイングを乱す方も多い。
それに比べて、この「左足かかとの踏み込み」という意識で練習すると、結果的に意外と上手に下半身からスイングを作る事が出来るケースも多いですよ。
ちなみに体の硬い私も、今は知らず知らずのうちに小さくヒールアップする癖がついていました。
ここから左足かかとのヒールダウンでダウンスイングをスタートさせる・・・
自然と下半身の力が使えて飛距離も伸びるかも!?
まずは素振りだけでも試してみて下さい!