雑誌の効果
2013.07.27
夏本番!夕立が気持ちいいですね。
今日も洗車してもらっている矢先に雨が降り出し、スタンドのお兄さんに「安くして!」とお願いして断られました横山です(笑)
今回はちょっとゴルフのお話です。中・上級者の方々へのメッセージになりますかね。
初級者の方、解らなかったりつまらなかったりしたら・・・
「誤字・脱字探し」でもして楽しんでください!?(笑)
さて、長いこと皆様とスクールでお付き合いしていると、皆様のお考えになっている事をお聞きする機会も数多くありました。
そんな中で多いのが・・・
「スイング軌道ってインサイドアウトだとドロー回転で飛距離が伸びるんだって?」
「アイアンショットでも、今は昔と違って上から内込んじゃダメなんだろ?」
「ドライバーショットはアッパーブローだとスピン両が減って重い弾道になるんだよな?」
・・・ハイ、すべて正解ですね。
確かに雑誌でもよく見かけます。
中・上級者の方々、それも研究熱心でご自身でも雑誌やテレビなどで便強されている方に多いのですが、こういった記事を読んで、かえって調子を崩してしまっている方、よくいらっしゃいます。
先ほども申しましたように、雑誌の記事やTVやDVDのレッスン、その一つ一つは嘘なんてないと思います。
上に挙げた例だって、ある意味すべて本当の琴ですよね。
ただたとえば最初に挙げた「インサイドアウト軌道」、これどの程度の話なのでしょう?
我々は、レッスン中に「正しいスイング軌道は『インサイド・スクエア・インサイド』です。」とお伝えしています。
これが基本です。
ただ人間である以上、完璧な左右対称なんてあり得ない。その誤差として「正しい起動だけれど、どちらかと言えばインサイドアウト気味かな・・・?」程度の方がドローボールを持ち球にされるのでしょうし、本人はあまり意識していないのでは無いでしょうか。
それを雑誌の記事を読み、「よし!インサイドアウトに振るぞ!」と練習してしまうと・・・
「ライトスタンドのポールぎりぎりにホームランを打つ練習!?」というようなあまりにも極端なスイングになってしまいがちですね。
雑誌が悪いとは言いません。ただ、読み方を間違えると大変なことになりますね。
雑誌の限られたページ数、限られた文字数の中で、伝えたい事を書こうとすると、やはり基本的な大前提となる部分は端折ってしまうことは仕方ないかもしれません。
私も何度か雑誌の記事を書かせていただきましたが、ライターの方とのお話は、たった2ページの記事でも1時間以上話します。
その内容を2ページにまとめなければいけない・・・
ライターの方も大変なお仕事ですよね。(ご苦労様です・・・)
そのために、我々が話した内容のインパクトのある部分だけを掲載するような記事もたくさんあります。
それも仕方ないですよね。
ただ、そんな記事を読み、それを鵜呑みにしてスイングを壊してしまっている方が多いのも事実です。
そこで!!
やはり雑誌の記事を読む際は、主治医であるかかりつけのプロの解説付きで読むことをおすすめします。
先ほども、何度も下記ましたが「嘘」なんてないと思います。
ただ正確に解釈しないと変態なことになります。
タイガーウッズのスイングを真似ようと思ったはずが、いつのまにか遠山の金さんに良く似たスイングになってしまわないように、自分一人で実践せずに、ちゃんと専門家に相談してからですね。
私のスクールにもいらっしゃいますよ、そういう方。
雑誌を持ってきて、「ねぇ、この記事が木になるんだけど・・・」と。
中には「俺は横山プロに教わっているんだから、ほかの誰の話も聞かない!」なんてありがたい肩もいらっしゃいます。
これはこれで我々もやりやすいですが、雑誌の記事だって嘘はないのですから、ある意味もったいないですよ。
聞いてくだされば、「あ、これはいつも私の言うアレと同じことですね。その雑誌の言い方の方がピンと来るのであればその方法でやってみましょうか?」とか、「今の課題と同時にやろうとすると難しいですよ。次、やりましょうよ!」とか。
なかには「○○さんの癖を考えると、この雑誌に書いてあるような練習をしたら、逆にこんな癖が出ますよ。○○さんにはこの記事は合わないですね。」なってこともあるかもしれません。
とにかく我々を主治医として使ってくださるのであれば、ぜひ遠慮せずに相談してください。
逆に黙っていられるのが一盤困るんです。
「横山の言う事を聞くけどさ、ここだけは雑誌に書いてあったコレをやりたいんだよね。」なんて方、こいいう方に限って我々に気を使ってくださって黙っていてくれるんですね。
我々からしたら、「なんでここだけ不自然にこんなことになっちゃってんだ!?」と悩みます。
これ、やまめしょう。ちゃんと話してください。
ちゃ~んと相談に乗りますから!
そして雑誌の記事を参考に独学で練習されている方!
その記事の内容、本当にあなたに必要な内容ですか?
雑誌の記事は不特定多数の方に向けて書いているんですよ?
ちゃんとご自分のスイングを見てもらったうえで参考にするかしないか判断した方が良くないですか?
ご自分のスイング、自己診断、意外とズレていたりしますよ。
皆様の大事なお体と同様に、スイングも何でも相談できる主治医を作ってみてはいかがでしょう?
自分のスイングの分析、そして雑誌の記事の解釈、練習の課題設定、信頼できるPGAのティーチングプロに任せてみてはいかがでしょう?
その際に我々ヨコヤマ・ゴルフスクール、ゴルフパートナースクールをご指名いただければ幸いです。
さて、誤字・脱字は見つかりましたか?
正解は10個あります。10こ以上あったら、それは「素」で間違えています。(笑)
正解された方への賞品・・・
当選者は商品の発送をもって代えさせていただきます。(笑)
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TVのコレって、本当に当選者いるのでしょうか?
疑ってしまう私、心が汚れているのかな?