コースで叩くプレイヤーの共通点
2014.09.30
こんにちは、横山です。
本日、ラウンドレッスン会を開催いたしました。
場所はレイク相模CC。
それほど距離が長いわけではないので、きっちりプレーすれば良いスコアも出ます。
ただ、たくさんのバンカーや池に囲まれた美しいコースですから・・・
ハイ、綺麗な薔薇にはトゲがあるんです。
軽はずみなショットはしっかり池にハマッでダボやらトリやら・・・
明暗の分かれるコースで、私も非常に気に入っております。
さてそんなレイク相模CCでのラウンドレッスン会、ある組に上級者の方々だけの組がありました。
練習場で見ている分には、いっつもおんなじ弾道、いっつもおんなじ距離。
アイアンなんて飛距離も出るし高さも問題ない。
ただ、コースでは90打ったりする・・・
私としては「なんであんなショットしてて90!?」と思うのですが・・・
今日見ていて「やっぱりな・・・」と思う事がありました。
練習場では良いのに、コースで叩いてしまうプレイヤー、スコアを出すのが苦手なプレイヤーには、ちょっとした共通点がありますね。
とあるホール、距離の短い135yのPAR3。
一人目、ピン真っ直ぐの球で手前のカラー。
二人目、同じくナイスショットで手前のカラー。
三人目・・・
そんな状態です。
「今、何番で打ちましたぁ?」と聞くと、PWだの9Iだの・・・
ま、確かに若干の打ち下しなので、120y程度打てば乗るのでしょうが・・・
ただね、ショートしているんですよ、実際。
「いや、今のは当たりが悪かったんだ!」
そう思いたい気持ちもわかる。
ただね、あの程度のミスショットでグリーンに届かないほどのショートって・・・
ダメでしょ?
気分を害する発言になる事を恐れずに・・・
失礼なのは百も承知で・・・
ただ、皆さんに本気で上手になって欲しい気持ちで・・・
勇気を出して言いました。
「その番手、無理ですよ。」
120y、練習場では飛ぶのでしょう。
・・・良い当たりをすればね?
ただ、スーパーショットを基準に番手を決めてもダメでしょ?
「いや、120yで8Iというのはチョット・・・」
ん?「チョット・・・」なんですか?
実際、ショートしていますよね?
あの程度の当たり損ね・・・と本人は思っているかもしれませんが、私から見ればソコソコの当たりですよ?
その当たりでショートしていますよね?
120yは9Iと自分で決めただけで、実際はさっき105yでしたよね?
ちょっとしたミスで105y、普通で115y、スーパーショットで120yなんじゃないですか?
だったら8Iで打って、もしスーパーショットしてしまったとしても、奥には乗りますよ?
いいですか?
ちょっと言いにくい事を、私も勇気を出して言いました。
皆さんも、勇気を出して、午後のラウンド、ちょいと余裕を持った番手選びをしてみませんか?
結果・・・
皆さん格段に良いスコアで上がって来たじゃないですか!!
一人はベスト更新の1アンダー!?
そう!
コースでスコアが悪い方の共通点って・・・
無理な番手で狙っている事なんです。
皆さん、番手ごとの飛距離、どうやって基準を決めていますか?
練習場で、6Iで会心の当たりをしたときに150yの看板に当たった・・・
「よし!オレは6Iで150y飛ぶんだ!」
いや、9Iの会心の当たりで120yの看板まで飛んだ・・・
「・・・ということは、9.8.7・・・5Iでは160y飛ぶはずだ!」
そんな決め方をしていませんか?
そして、「ちょっと無理めな距離」だと自分でも薄々勘付いているから、つい頑張ってしまう・・・
で、普段はしないようなミスショット・・・
思い当たる方、多いんじゃないかな?
練習場では良いショットが打てるのに、コースへ行くと・・・という方!
『余裕を持った番手選び』
これ、絶対大切だと思うんです!