徹底的にワンパターン!?
2014.08.27
皆さんこんにちは。
今日もいつもの時間にいつもの店で、いつもの酒を・・・
いつもと同じように遅くなって、いつものように女房の小言・・・
毎度おなじみの横山です。
さて、タイトルに書きました「徹底的にワンパターン」という言葉、これはよく私がスタッフにも言う言葉です。
徹底的なワンパターン、偉大なるマンネリズム・・・
これはある意味ゴルフのコツの一つではないかと思うんです。
そりゃ500yもあるPAR4のセカンドを9ironで打って、コンクリートみたいなグリーンにバックスピンで止まる球を打って・・・
7200yのコースで-9なんてスコアを出さなきゃ生活できないトッププロの世界は知りませんよ?
その状況に応じて様々なテクニックを使うしか方法は無いのかもしれません。
ただね、私のようなプロの端くれや、どんなに上手くたってアマチュアの皆様は、そんな必要ないのではないでしょうか?
いつも同じスイング、同じショットを心掛ける方が、よっぽど良いゴルフになると思うんです。
たとえば150yのPAR3。
通常7ironで打ってちょうどの距離だとします。
アゲインスト(向かい風)で飛距離が落ちるなら、その分大き目の番手を使えば済む話ではないでしょうか?
「この風なら6番?いや、結構風が強いから5番でいいかな?」
なんて風の影響を予測して、その分大きな番手で打てば、その予測が多少外れたところで、それほど大きなエラーになるもんじゃない。
それをアゲインストだから低い球を打とうとか、ちょっとフックボールを打って風の影響を受けにくい弾道で行こうか・・・なんて、ちょっと難しいですよね?
風の読みが難しい?いくら風があるとはいえ、極端に大きな番手で打つことに抵抗がある?
いやいや、いきなり通常と違うスイングをすることの方が、よっぽど難しいでしょ?
あるいはこんな言い方はいかがでしょう?
基本スイングだって、誰も「完璧」なスイングなんて出来ない。・・・人間ですから。
そんな中、様々なスイングを覚える?風の日用、雨の日用、飛ばす時用、止める時用・・・
そんなアッチコッチの練習に手を出して、何が基本だか、何が本来のスイングだかわからなくなるくらいなら、一つの基本スイングを少しでも完璧に近づける努力の方が、よほど効果的でしょう?
ちょっとプロの真似をしてみたい。テクニックを使ってみたい。そんな気持ちもよくわかります。
それは否定しません。そんな遊びも楽しいでしょうし、私も嫌いじゃありません。
ただ、良いスコアを出すために、そんなややこしいテクニックが必要だと思っているのであれば、それは違うのではないかと思いますよ。
「遊び心」は嫌いじゃありません。
ただ良いスコアのために必要かと言われれば・・・ね?
いつものスイングでいつもの球を・・・
そのために私はいつもの店でいつもの酒を・・・
そして女房にいつもの説教・・・
「あんた何回言ったらわかるの?ったく何度も何度も・・・」
いや、俺はプロゴルファーだから!!
といういつもの言い訳に、女房のいつもの呆れ顔。
そしていつもの罰則・・・
またしばらく飲みに行けません(苦笑)