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ゴルフは運任せ!?

2014.06.08

皆さんこんにちは。

昨日の宮島プロのブログでの皆様へのコメントのお願い、実はコメントが楽しみで仕方ない横山です。

・・・と同時に ↑ こんな「リンクを貼り付ける」という高等テクニックを覚えて鼻高々になってもいる横山です(笑)

 

さて最近、スクール生との会話で思ったことがあるんです。

 

練習場でのショットでダフった時なんかに「今のなんでダフったの?」なんて質問されることが良くあるんです。

 

これ、正直なところ・・・

「知らん」

というのが本音です。スミマセン・・・

 

いやこれね、ちゃんと意味があって言っているんです。

 

今まで10球打って9球はナイスショットをしていた。

それがたった一球だけダフった・・・

 

そのミスに大した原因なんてないですよね?

 

コントロールの良いピッチャーが1試合に1球だけワンバウンドの暴投を投げる。

バスケットボールのフリースローの名手が、100球中1球だけ外してしまう。

モテモテの宮島プロが、100人に愛の告白をして一人にだけフラれる。

熱い口調で流暢に話す麻奥プロが、一日に一回だけ噛んでしまう。

やさしい迫田プロが1年に1日だけ機嫌が悪い日がある。

あの管沼プロが、ジョークを言ってスベってしまう。

 

これ、なにか原因ありますか?

「そりゃ、たまにはさ・・・」

で片づけてしまう事でしょ?

 

ゴルフだってそうですよ。

 

良いスイングをしていたって、そりゃ人間ですから1cmや5cmにズレはありますよ。

その1cmのズレを無くそうと思ったら、これは練習ではなくて神に祈るか悪魔に魂を売るか・・・

あるいはGPスクールの総監督に貢物を捧げるか・・・

ま、最後のはご利益はなさそうですが・・・

 

 

チャックリ

100球打って、100球ともナイスショットにはなりませんよ。

私だってド素人並の「チャックリ」だってします。

皆さんがテレビで見ているトッププレイヤーだってOB打つんですから。

 

ですから9球ナイスショットの後のたった1球のダフりは、突然何かが変わってしまって「ダフるスイングに変わっちゃった」のではなく、「10球中1球しかダフらないスイングをしている」と考えた方が良いでしょうね。

これが確率が頻繁になったり、度合いがひどくなったりしたら、その時に初めて問題にしましょう。

 

逆に言えば、上手くいっている9球も、何かの拍子でダフりになる可能性のあるスイングをしているとも言えるでしょうね。

 

そんなことを考えていると、皆様が気にしないといけないエラーって、設定が難しいですよね?

 

例えば10球中5球スライスした。3球はGood Shot。そして2球はフック。

こんな時は?

これ、多いパターンとして、癖としてはスライスの癖がある。

ただ、ある程度の経験があると、それを誤魔化す術を身に付けてしまっている。

そのやり過ぎでフック・・・

 

この場合、フックが出た瞬間に「あ!フックした!何で?何で!?」なんて考えてしまうと・・・

マズいですよね、基本的にはスライスの癖があるのですから。

 

そんな危ない考え方をしている方が非常に多いです。

 

そこで我々の役割としては・・・

 

皆様が本当に修正しなければいけない内容を的確に判断することです。

これがレッスンで一番重要な内容なんじゃないかな?

 

そんな意味では、ある意味誤魔化し方も覚えてしまった中・上級者の方の方が、その修正ポイントの把握が難しいですよね。

実は上手な方ほど、自己診断が間違っていることが多いものです。

 

つまり・・・

一球一球のエラーに一喜一憂せず、ご自分の本当に直さないといけないポイントを的確に判断する事。

これが練習には一番大切です。

「俺は自分でわかっているよ」と思っていらっしゃる中・上級者の方・・・

一番危ないかもしれない・・・

 

私が先日麻奥プロから意外な指摘を受けたように、きっとプロに見てもらうと意外な自分の欠点が見つかるかも・・・

いや、九分九厘見つかりますよ、きっと。

 

長々と、どうも失礼こきましたぁ~!

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