潜在意識②
2021.08.01
連日の猛暑、さすがにバテ気味で「食べないとやっていられない!」と食欲爆発、夏太りが不安な横山です。
さて、先日の麻奥プロのブログにもありましたように、潜在意識で上手に練習できていない方も多いようです。
今回、良い「気づき」のあった麻奥プロを例にしてみます。
麻奥プロとはラウンドもよく一緒にしますし、彼のゴルフはプロ入り前からよく見ています。
もちろん今でもアドバイスすることも多い。
そんな中、私には麻奥プロのスイングはスライスの修正が必要だと判断していました。
もちろん彼はプロですから、スライスするスイングでそのままスライスばかり打っている訳ではありません。
上手にコントロールして無意識のうちにスライスを修正してしまう、そして自分ではスライスのスイングをしているとは感じていませんでした。
ただ、プロの目から見ると、スイングはスライス。
それを無理に修正してヒッカケたしフックしたり。
そして飛距離をロスしていると。
そしてアドバイスを求められても、私は「こうしたほうが球がつかまるよ。」「これでスライスしなくなるよ」という内容ばかりです。
ここに問題が発生してしまいます。
私の言う事を大切に感じてくれないんですね。
だって本人はスライスを直したいなんて思っていないのですから。
「こうするとスライスしないよ」という私と、「いやスライスなんて悩んでねーし!」と感じる麻奥プロ。
教える側と教わる側、足並みが揃っていないんですね。
ま、一応、私に言われた事はやっているようですよ。
だって師匠ですから(笑)
でもね、私からしたら本腰が入っていない。
「一応やっている」というレベル。
その代わり自分でYOUTUBE観たり、色々試したり・・・
ワケワカンナイ事をあーだこーだ言っていました。
で、私はどうするかというと・・・
放置です(笑)
だって私は麻奥プロにお金貰っていませんから(笑)
むしろ給料払ってますもんね?
彼の「レッスン」は仕事ですから大事ですが、プロになってここまでくれば、あとは飛距離が伸びようがさらに上手くなろうが、彼の「自分のゴルフ」は私には無責任ですから(笑)
で、そのまま放置です。
これがスクールの会員様であれば、こうはいきません。
皆様のゴルフ、私には良くする責任がありますから。
ここを気付かせる必要があります。
麻奥プロの例ですと、先日の会話もフックに悩んでいるという麻奥に、「ふ~ん、そうなんだ」と・・・
で、話の展開上「スライスするの怖いだろ?」と聞くと、「いや、フックは嫌ですが、スライスは別に・・・」との回答です。
「じゃ、富士レイクの1番ホール、右の木の方向狙って打てるか?」と聞いてみました。
本人、想像してみたのでしょうね。
「あ、右が怖い!」
と気づいてくれたようです。
そう、潜在的に右を怖がっているんです。
つまり根本的にスイングはスライスの原因が取り除けていないんです。
さぁここから麻奥プロの正しいスイング修正が始まります。
スライスの癖を根本的に解決します。
スライスする要素を取り除いていきます。
最初はいつも以上にフックするかもしれません。
でも徹底的にスライスを直す。
・・・フックするまで。
これで本当にスライスの怖さが抜けてきたら・・・
むりにスライスを防ごうという気持ちも無くなりますから、いつの間にかフックも消えていくはずです。
スライスが怖くなくなったら・・・
無理にスライスを防ぐ動きが無くなるので、フックは直るはず。
無理にスライスを防ぐ動きが無くなるので、飛距離も伸びるはず。
今まで私が麻奥プロに言い続けてきたのに、本人がイマイチ乗り気になっていないテーマ・・・
これを本腰を入れて取り組んでくれるでしょう。
麻奥プロ、きっと上達すると思いますよ。
今後の麻奥プロ、ちょっと期待です。
こうやって、プロのアドバイスを軽視してしまっているアマチュアの方、多いのではないでしょうか?
自分が何を直したいのか・・・
その直したい癖、それ自体がズレている可能性ありますよ。
やはり第三者の目、出来れば専門家であるティーチングプロであれば尚良いのですが、この指摘を大事に練習してください。
プロのレッスンに「いや、直したいのはソコじゃないんだよ!」と思っている方、間違えているのはプロではなく貴方自身かもしれません。
きっと麻奥プロが証明してくれます。
今後の麻奥プロ、皆さんも楽しみにしてください!